朝日・朝焼け、夕日・夕焼け  更新:2022.3.10

◇ 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』の解説。
朝焼け morning glow
 日の出のときに東の空が紅黄色に染まる現象。日の出や日没時には、太陽光線は最も厚い大気の層を通過して地上に達するが、散乱光の強さは入射光の波長の 4乗に反比例するため、波長の長い赤色が最後まで散乱されずに残り、赤い空が生じる。
夕焼け evening glow
 日の入りのときに、西方の地平線に近い空が燃えるような赤紅色に染まる現象。大気中を進む光が空気分子によって散乱されるために生じる。散乱光の強さは波長の 4乗に反比例するため、昼間の大気中では、まず波長の短い紫ないし青色が最も強く散乱され、空が青く見える。
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◆ アップ:2022.3.10  北海道の野付半島・江差海岸からの夕日。

△ 8月。野付半島からの夕映え。日が沈むと、斜里岳・標津岳の連山がシルエットとして映し出されて、綺麗でした(右)。海は根室海峡(野付水道)。

△ 8月の江差海岸から日本海へ沈もうとする夕日。数時間もすれば、漁り火が現れたかもしれない。
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◆ アップ:2020.10.1  高原山、女峰山の夕日。

△ 栃木県矢板市にある道の駅で休んでいたら、高原山が夕映え。左から西平岳1712m、中岳1728m、釈迦ヶ岳1795m、剣ヶ峰1540m、前黒山1700m。
  みんな、私の仕事場の山。

△ その数分後に、空一面が赤く、暗い紫色に染まりました。シルエットの山は日光の女峰山2483m。
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◆ アップ:2020.9.5   早池峰山頂上からの夕日、朝日。

△ 夕日は1日の無事に、ありがとう。  ▽ 朝日は1日の元気を、よろしく・・。

△ 1984年9月下旬。早池峰山の山頂で、夕日を見て、朝日を迎えるという贅沢を味わいました。
  山頂に避難小屋があり、先着が約20名。1つの大部屋へ大勢で寝るのは苦手。用意してあったチェルトを小屋の外へ張りました。
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◆ アップ:2020.6.12  雲取山荘からの朝焼け、朝日。

△ 2006年8月。雲取山 (2017m) の山頂北側にある雲取山荘へ泊まった翌朝、早起きして、山荘前でご来光・・。時間は5時前。
  山荘は標高1830mの場所にあり、心地よい冷気が漂っていました。後々、この日の東京の気温を調べたら、5時で26.7度と、朝から暑い。
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◆ アップ:2020.5.14  会津駒ヶ岳の朝日。

△ 2002年8月。会津駒ヶ岳の近くにある山小屋に宿泊した、翌朝の日の出です。 南会津の伊南川沿いの谷間には、雲海が漂っています。
  やがて、空に浮かんだ雲が赤くなり、柵の手前にある 「駒ノ大池」 の水面が雲を映して、華やかな彩りとなりました。これは雲海ではありません。
  この日は会津駒ヶ岳に登り、中門岳を往復し、大津岐峠からキリンテへ下山。 天気と大展望と花畑に恵まれた1日でした。早起きは三文の徳・・ですね。
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◆ アップ:2020.5.10 南アルプスからのご来光。

△ 1997年8月。鳳凰小屋からの日の出。真夏だが、標高2382mもあるので涼しく、清い朝でした。その日は地蔵岳、観音岳を登っています。単独行。

  右は1997年7月。北沢峠から仙丈ヶ岳 3033m へ登る途中のご来迎。帰りのバス時間のために、峠にテントを張ったまま、朝3時出発という慌ただしさ。これも単独行。
  左側の黒々とした峰は甲斐駒ヶ岳 2967m。その前日、山仲間8名と一緒に登ったばかりでした。吾のみ、2座の連続登山。
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◆ アップ:2018.6.1

△ 北海道のサロマ湖の夕日です。その美しさに、ヤブ蚊にたくさん射されたのも忘れて、夢中で撮りました。何しろ、今にも沈みそうなので・・。8月。
  右も北海道。江差海岸での夕日です。8月。
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◆ アップ:2018.1.25 

△ 神奈川県の秦野盆地からの富士山。秋の夕映え。1980年代のフイルム撮影。当時は今と違って、夜は灯りが少なかったです。 


△ 深田久弥の「日本百名山」の筑波山 (877m)。その筑波山からの、2008年の初日の出です。道路は雪もなく、夏タイヤの車も山に登ってこれたので、このように大駐車場も満員!!
  私は大晦日から車中泊して、新年=初日の出を迎え待ちしていました。筑波山の東側には高い山がなく、絶好の初日の出ポイントです。朝日の下で白く広がっているのは霞ヶ浦。
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◆ アップ:2017.12.31

△ 群馬県の御荷鉾山からの朝日。雲海の上に現れた光景は幻想的でした。 右は南房総・館山市の海岸から伊豆大島方面の夕日。 いずれも1990年代のフイルム撮影。


△ 阿武隈の里から那須連山にかかる夕映えです。私の大好きな1枚です。1990年代のフイルム撮影。


△ 茨城県の久慈川の鮎釣りです。夕日が沈まんとしているのに、まだ棹を入れていました。1990年代の夏、フイルム撮影。
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◆ アップ:2017.3.21

△ 福島県南会津町田島からの夕焼け。建物のない所を探して撮影。2010年頃、夏の撮影。
 右は那覇空港から羽田空港へ向かう機窓からの夕映え。果てしなく広がる雲海を眺めながら、楽しいひとときでした。2007.11
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◆ アップ:2017.2.20


△ 東京都の檜原村で。谷間は暗く、上空の雲に朝日がかかっていました。2004.8
 右は東京都の東村山市で。こんな、真っ赤っかの夕焼けは、記憶に少ないです。黒富士が写っています。2004.10
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◆ アップ:2015.8.21

△ 東北の名山・鳥海山の鉾立登山口へ車で向かう途中、鮮やかな夕日が見られました。陸地の先は日本海です。2012.8
 右は福島県西郷村で。麓は暗くなってしまったが、上空の踊るようなすじ雲(巻雲)に夕日が当たっていました。2007.8
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◆ アップ:2015.7.20

△ 夏の日の出前です。栃木県・那須岳の峠の茶屋からヘッドライトを点しながら、峰の茶屋へ登る途中、雲海の上に日の出が現れました。
 くっきりとした太陽ではないが、神々しさを感じました。
 約15分して、日の出は山肌を照らしたが、驚きました。山の岩肌が黄金色に輝いていたのです。こんな光景は初めて・・。2007.8
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◆ アップ:2015.6.28


△ 栃木県の霧降高原からの朝焼け。太陽は、くっきりとは見えず。雲海を伴っていました。黒々とした山並みは高原山。2012.8
 右は新白河駅前のホテルから望んだ夕焼け。山並みは那須連山。その日は奥那須の大峠を登って、雨に降られただけに、雨上がりの夕焼けを見て感慨深く・・。2009.8