名瀑、無名瀑探勝 更新日:2024.8.25
滝見は気持ちよいですね。滝周りでは、春は新緑、夏は涼感、秋は紅葉が楽しめます。厳冬期に結氷する滝は、格別な風景となります。
ここでは、著名な滝、無名な滝など、各地の滝を気まぐれにアップします。
滝の落差は測りようがないので、現地の案内板や、ネットの紹介などを参考にしています。
なお、滝の規模や落差は、写真では、なかなか比較できません。滝までの距離が、全部違うからです。
秋保大滝・・このような青色の滝は「日本の滝百選」に選ばれているもの。
名瀑-⑧ アップ:2024.8.25
回顧の滝(秋田県仙北市) 白糸の滝(山梨県小菅村) 五段の滝(新潟県佐渡市) 竜尾の滝(埼玉県皆野町)
名瀑-⑦ アップ:2024.7.24 (追加)
夕日の滝 (神奈川県南足柄市 湯滝 (栃木県日光市))
秋保大滝(仙台市) 神庭の滝(岡山県真庭市)
乙女の滝(栃木県那須塩原市) 太閤下しの滝(栃木県日光市) 栃寄ノ大滝(東京都奥多摩町)
三頭ノ大滝(東京都檜原村) 白糸ノ滝(山梨県韮崎市) 五色滝(山梨県韮崎市)
名瀑-⑥ アップ:2022.2.19 更新2.21
洒水の滝 (神奈川県山北町) 大川の滝 (鹿児島県屋久島町) 赤滝(栃木県矢板市)
飛龍ノ滝(神奈川県箱根町) 奥武蔵の三滝・大滝・白滝・不動滝(埼玉県飯能市) 布引渓流の雄滝・雌滝 (兵庫県神戸市)
名瀑-⑤ アップ:2021.6.17
丸神ノ滝 (埼玉県小鹿野町) 秩父華厳の滝(埼玉県皆野町) 日暮滝(福島県下郷町)
平滑の滝(福島県檜枝岐村・新潟県魚沼市) 金剛の滝(東京都八王子市) 庚申七滝(栃木県日光市)
とび滝(福島県磐梯町)
名瀑-④ アップ:2020.6.24
白糸の滝 (静岡県富士宮市) 音止の滝 (静岡県富士宮市) 鬼怒滝 (栃木県日光市)
三条の滝 (福島県檜枝岐村・新潟県魚沼市) 不帰ノ滝 (宮城県蔵王町) モーカケの滝 (福島県檜枝岐村)
駒止の滝 (栃木県那須町) 回顧の滝 (栃木県那須塩原市) 留春の滝 (栃木県那須塩原市)
雷霆ノ滝 (栃木県那須塩原市) 咆哮霹靂ノ滝 (栃木県那須塩原市) 白滝 (栃木県日光市) 角神不動滝 (福島県阿賀町)
名瀑-③ アップ:2020.5.19
秋の華厳滝 (栃木県日光市) 天城山中の大滝 (静岡県河津町) 奥多摩の大滝 (東京都檜原村)
唐滝 (栃木県日光市) トッカケの滝 (福島県いわき市) 竜頭ノ滝 (栃木県日光市)
姥ヶ滝 (石川県白山市) しりたかの滝 (石川県白山市) オロオソロシの滝 (栃木県日光市)
雄滝 (山梨県小菅村) 浄蓮の滝 (静岡県伊豆市) 大湯滝 (山形県湯沢市)
名瀑-② アップ:2019.10.12
オシラジの滝 (栃木県矢板市) 雲井の滝 (青森県十和田市)
黒山三滝 (埼玉県越生町) 法体の滝 (秋田県由利本荘市) 払沢の滝 (東京都檜原村)
吹割の滝 (群馬県沼田市) 銚子ヶ滝 (福島県郡山市) 銚子の滝 (岐阜県高山市)
名瀑-① アップ:2018.7.1
銀河の滝・流星の滝 (北海道上川町) 袋田の滝 (茨城県大子町) 綾広の滝 (東京都青梅市)
蛇王ノ滝 (栃木県日光市) 裏見滝 (栃木県日光市、群馬県みなかみ町)
冬の華厳滝 (栃木県日光市) 三ッ釜の滝 (東京都奥多摩町) 双竜の滝 (東京都奥多摩町)
百尋の滝 (東京都奥多摩町) 平湯大滝 (岐阜県高山市) 宿谷の滝 (埼玉県毛呂山町)
霧降滝と隠れ三滝 (栃木県日光市)
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滝-都道県別の索引- *滝名の後ろの丸数字は、上記の 「名瀑-丸数字」 と対応。
【北海道】銀河の滝・流星の滝①
【青森県】雲井の滝②
【宮城県】不帰ノ滝④ 秋保大滝⑦
【秋田県】法体の滝② 大湯滝③ 回顧の滝⑧
【福島県】銚子ヶ滝② 日暮滝⑤ 平滑の滝⑤ とび滝⑤ 三条の滝④ モーカケの滝④ 角神不動滝④ トッカケの滝③
【茨城県】袋田の滝①
【栃木県】蛇王ノ滝① 庚七滝⑤ 駒止の滝④ 回顧の滝④ 留春の滝④ 雷霆ノ滝④ 咆哮霹靂ノ滝④ 白滝④ 秋の華厳滝③ 唐滝③ 竜頭ノ滝③ オロオソロシの滝③
オシラジの滝② 蛇王ノ滝① 裏見滝① 冬の華厳滝① 霧降滝と隠れ三滝① 赤滝⑥ 鬼怒滝④ 乙女の滝⑦ 太閤下しの滝⑦ 湯滝⑦
【群馬県】吹割の滝② 裏見滝①
【埼玉県】宿谷の滝① 丸神ノ滝⑤ 秩父華厳の滝⑤ 黒山三滝② 奥武蔵の三滝・大滝・白滝・不動滝⑥ 竜尾の滝⑧
【東京都】払沢の滝② 綾広の滝① 三ッ釜の滝① 双竜の滝① 百尋の滝① 金剛滝⑤ 奥多摩の大滝③ 栃寄ノ大滝⑦ 三頭ノ大滝⑦
【神奈川県】洒水の滝⑥ 飛龍ノ滝⑥ 夕日の滝⑦
【新潟県】三条の滝④ 平滑の滝⑤ 五段の滝⑧
【石川県】姥ヶ滝③ しりたかの滝③
【山梨県】雄滝③ 白糸ノ滝(北杜市)⑦ 五色滝⑦ 白糸の滝(小菅村)⑧
【静岡県】浄蓮の滝③ 白糸の滝④ 音止の滝④ 天城山中の大滝③
【岐阜県】平湯大滝① 銚子の滝②
【兵庫県】布引渓流の雄滝・雌滝⑥
【岡山県】神庭の滝⑦
【鹿児島県】大川の滝⑥
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◇日本の滝百選は、こちらで。
△ 岐阜の平湯大滝、日光の玉簾滝、奥多摩の綾広の滝。
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滝の語源・由来 * 出典:各種のHP アップ:2018.9.24
【意味】 滝とは、高い崖から流れ落ちる水の流れ。
【語源・由来】 「水が沸き立つ」「水が激しく流れる」といった意味の「たぎつ(滾つ・激 つ)」と同源。 奈良時代には、「たき」と「たぎ」の両形が見られる。
この頃は、「急流」「 激流」など川の流れの激しい所をいい、現在の「滝」にあたる言葉は「たるみ(垂水)」であった。
平安時代以降、「たき」で定着し、現在と同様の意味で用いられるようになった。
漢字の「滝・瀧」は、水が龍のように長く太い筋をなして落ちるさまを表現した会意・形声文字。
たぎつ【滾つ 激つ】 出典:『大辞林 第二版』『例解古語辞典』(ともに三省堂)
古くは「たきつ」とも。「たぎる」と同源。
①水が激しくわき立つ。水が激しく流れる。②心が激しく動く。
上代(奈良時代頃をさす)は「たきつ」と発音し、これが「滝(たき)」の語源。
・例文
「年ごとにかくも見てしか、み吉野の清き河内(かふち)のたぎつ白波」万葉6・908
「あしひきの山下水の木隠(こがく)れて、たぎつ心を塞(せ)きぞかねつる」古今・恋1
滝(瀧)の漢字 出典『漢和中辞典』角川書店
【読み】 タキ・ロウ・ソウ。
【解字・形声】 龍(りょう。新字体は省略した竜)の転。音が音を表す。雨が濛滝(もうろう)とくらく降るさまをいう。また急流の意。わが国では滝の意。
【字義】 ①雨の降りしきるさま。②ひたす。うるおす。
【国訓】 たき。高い所から流れ落ちるみず。
【人名】たき・よし。
瀑の漢字 出典『漢和中辞典』角川書店
【読み】 ばく、ほく、ぼう、たき。
【解字・形声】 暴が音を表す。
【字義】 ①たき。「飛瀑」。②水の湧き出るかたち。③にわかあめ、あらし。
【瀑布】 ばくふ。たき。白布をたれたようなのでいう。
【瀑泉】 ばくせん。たき。瀑布。
鯉の滝昇り(滝登り)の由来 出典:いわき絵のぼり吉田
鯉の滝昇りは、立身出世祈願としてなじみの深い図柄です。それは古代中国の「急流の滝を登りきる鯉は、登竜門をくぐり、天まで昇って龍になる」
という 「登竜門」の故事が元になっており、日本でも立身出世の象徴として盛んに描かれてきました。
※ここでは「滝登りに成功し、天まで昇る」という成功祈願の意味を込め、「滝登り」ではなく「滝昇り」と表記。
滝の形成別の分類 出典:『ウイキペディア』
【湧水型】 洞窟の湧き水や泉が壁面に湧き出て、その段差として滝が形成されるもの。
【溶岩遮断型】 火山などの溶岩流により川がせき止められ、湖とその出口として滝が形成されるもの。華厳滝など。
【断層型】 地震などの際に形成される断層のずれをきっかけとして形成されるもの。
【浸食型】 川が浸食を繰り返す際、川底の岩盤が表に出て滝を形成させるもの。
滝の形状の呼び方 出典:『ウイキペディア』
【直瀑(ちょくばく)】 落ち口から滝壷まで一気に落下する滝で、もっとも迫力がある男性的な滝。名瀑と呼ばれるものが多い。
【分岐瀑(ぶんきばく)】 落ち口から幾重にも分岐して流れを作る女性的な滝。
【段瀑(だんばく)】 2~3段、またはそれ以上の階層がある滝で、風景的にも美しい滝。
【潜流瀑(せんりゅうばく)】 水を通す地層と通さない地層が剥き出しになり、地下水が崖より直接落ちて滝となる。
【渓流瀑(けいりゅうばく)】 滝口から傾斜した岩肌などの上を滑るようにして流れる滝で、ある程度の高低差があるものをいう。
【海岸瀑(かいがんばく)】 海岸の崖の上に滝口があり、海に直接落ちる滝をいう。
日本三大名瀑 出典:『ウイキペディア』
特に定説はないが、那智滝、華厳滝が入っているのが定番。あと1つには以下のような滝が挙げられている(通常は袋田の滝とされ、
地域限定で代わりに秋保大滝、安倍の大滝などが入ることがある)。
袋田の滝、秋保大滝、安倍の大滝、称名滝、白糸の滝(静岡県)、白水滝(岐阜県)。
各地の三名瀑
・越後三名瀑 (鈴ヶ滝、苗名滝、惣滝)
・日光三名瀑 (華厳の滝、霧降の滝、裏見の滝)
・但馬三名瀑 (猿尾滝、天滝、霧ヶ滝)